寺院紹介

妙永寺墓苑の縁起・由来

妙永寺は、宗祖日蓮聖人の直弟子蓮華阿闍梨日持上人(海外伝道の鼻祖)が、 師の十三回忌法要の後、海外伝道に一身を捧げようと決意し、永仁三年 (1292)正月元旦、松野村(今の富士市富士川町)を出発、その途中に立寄られ、 三日間留錫(りゅうしゃく:行脚中の僧侶が一時他の寺院に滞在すること)、 説法の霊跡(れいせき)となったことから、ここに法華題目堂が建てられ、 布教の拠点となったのが始まりです。
また、この場所には、養珠院お万の方の師である身延山二十二世日遠上人も法筵を はられました。 延宝三年(1675)に至り、本迹院日和上人が、この霊跡に本堂・尊神堂・妙見堂 などの堂宇を建立され、松林山妙永寺と公称するようになりました。
歴代の住職は、身延檀林(身延山の学問所の講師)を勤めました。
当寺は、日持上人ゆかりの静岡沓谷(くつのや)の本山蓮永寺、富士川町松野の
永精寺と共に、古来駿河三永の一寺と言われてきました。

 

【寺院名】松林山 妙永寺

【所在地】静岡県富士市浅間上町10-3

【宗 派】日蓮宗

【創 立】永仁3年(1295年)

※法要仏事について分からないことがある場合は直接住職にお尋ねください。

TEL:0545-52-4895
mail:myoeiji-fuji@shizuoka.tnc.ne.jp

境内散策



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